Q1 取扱いに変更はあるか。
A1 下記のア~ウについて変更がされた。
ア 対象患者に「末期心不全」と「後天性免疫不全症候群」が追加された。
イ 届出に際し、従前は求められていた医師、看護師、薬剤師の勤務状況を示す添付文書が必要なくなった。
ウ 医療資源の少ない地域で算定する当該管理料(特定地域:150点)について、緩和ケアチームの医師、看護師及び薬剤師が指導管理の内容をそれぞれカルテに記載することが求められていたが、その要件が削除された。
Q2 施設基準上求められている1名以上の配置が必要な身体症状、精神症状の緩和を担当する常勤医師の要件について、どのような変更があったのか。
A2 集3日以上常態として勤務しており、かつ22時間以上勤務している非常勤医師2名を組み合わせて配置していても基準を満たすこととされた。
Q3 対象患者に悪性腫瘍に加えて、末期心不全と後天性免疫不全症候群の患者が追加されたが、担当する医師の経験は必要か。
A3 身体症状の緩和を担当する医師においては、それぞれ対象疾患において、症状緩和治療を主たる業務とした3年以上の経験が必要。
Q4 対象患者に末期心不全と後天性免疫不全症候群の患者が追加されたが、実施にあたり身体症状又は精神症状の緩和を担当する医師の研修の受講は必要か。
A4 末期心不全については、日本心不全学会により開催される基本的心不全緩和トレーニングコースの受講が必要。後天性免疫不全症候群については研修の受講は不要。
Q5 当該管理料の施設基準の届出に当たり、医師、看護師、薬剤師の勤務状況を示す添付書類(別添2の様式4)は必要か。
A5 不要である。
【全国保険医団体連合会資料より】
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